格安SIMを使ってタブレットをおトクに利用しよう
スマホだけでなくタブレットも、格安SIMを活用すればおトクに利用できるようになります。注意が必要なのは、タブレットにはSIMカード自体が使えない機種もあるということ。このページでは格安SIMでタブレットを使うための手順を解説します。
タブレットには2種類の通信方式がある
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スマホだけでなく、いま人気のタブレットも使ってみたいんですよね。ただ、同じ機種でも「LTE版」と「Wi-Fi版」というのがあって、どう違うのかがわからないんです。
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LTE版とWi-Fi版では、タブレットをインターネットに接続する際の通信方式が違うんです。LTE版はスマホと同じように、SIMカードを装着でき、携帯電話回線とWi-Fiの両方を使ってインターネット接続できるタブレットのことを指しています。ごく一部の圏外エリアを除いては、スマホと同様、日本中どこにいてもインターネットに接続できると考えていいでしょう。
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それじゃあ、Wi-Fi版というのは何ですか?
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Wi-Fi版は、その名の通りWi-Fiを使ってインターネット接続するタブレットです。家庭内や会社、街中にあるWi-Fiスポットなどに設置されている、Wi-Fiルーターにアクセスしてインターネットに接続します。SIMカードは装着できず、Wi-Fiルーターの周囲数十m程度の範囲内でしか、インターネットに接続できません。
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いつでもどこでもインターネットに接続できるLTE版のほうが断然いい気がするのですが、LTE版にしない理由ってあるんですか?
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LTE版で携帯電話回線を利用してインターネットに接続するには、スマホと同じように月額の利用料金がかかるんです。Wi-Fi版の場合は、インターネット接続に料金はかかりません。自宅やWi-Fiスポットでだけタブレットを使うという人は、Wi-Fi版を選ぶことも多いようです。
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いつでもどこでもインターネットにつながるけど月額利用料を支払わなければならないのがLTE版、お金はかからないけどインターネットに接続できるエリアが限られるのがWi-Fi版ということですね。どちらにすればいいか迷ってしまいます……。
まとめ
- LTE版とWi-Fi版はインターネット接続をする際の通信方式が違う
- LTE版はSIMカードを装着でき、携帯電話回線とWi-Fiの両方でインターネット接続ができる
- Wi-Fi版はWi-Fiでしかインターネット接続ができないため、利用エリアが限られる
格安SIMでLTE版タブレットの月額料金をグンと節約
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LTE版のタブレットは場所を選ばずにインターネットに接続できるのが魅力ですよね。でも、お金も節約したいし……。何かいい方法はないんですか?
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そんな人には、LTE版タブレットを格安SIMで使うという方法がおすすめです。大手携帯電話会社(キャリア)のSIMカードを装着してLTE版のタブレットを使うと、月額利用料の負担が大きくなりがちなのですが、格安SIMならおトクな料金でLTE版のタブレットを使えるようになります。
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なるほど!格安SIMにするとスマホ代が安くなるのと同じですね。使うSIMカードはスマホと同じですか?
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同じSIMカードでもかまいませんが、スマホでは普通、「音声通話SIM」を使いますよね。しかし、タブレットでは音声通話をしないことが多いので、「データSIM」で十分。スマホよりも月額料金を安くできますよ。
データSIMと音声通話SIMの料金比較(ドコモ回線(Dタイプ))
QTモバイルドコモ回線(Dタイプ)
(税込)
データ容量 データ+通話 データ 「九電まとめて割」
「BBIQ×QTモバイルセット割」
適用料金通常料金 おすすめ!
2GB880円/月 770円/月 3GB 1,210円/月 990円/月 6GB 1,430円/月 1,430円/月 10GB 1,650円/月 1,650円/月 20GB 1,870円/月 1,870円/月 30GB 2,970円/月 2,970円/月 別途、初期費用(契約事務手数料3,300円、SIM発行手数料550円)が必要です。
【九電グループまとめてあんしん割(九電まとめて割)】
- 九州電力の電気とQTモバイル「データ+通話」コースをご利用の場合、QTモバイル月額料金を110円/月割引いたします。
- ご利用回線ごとにお申込みが必要です。お申込みの際は、九州電力「お客さま番号」をご準備ください。
- 本割引の適用条件は次のとおりです。
①九州電力の電気契約者とQTモバイルの契約者が、同一姓・住所であること
②次の九州電力電気料金プランをご契約されていること(従量電灯B、従量電灯C、スマートファミリープラン、スマートファミリープラン〔ガスセット〕、スマートビジネスプラン、スマートビジネスプラン〔ガスセット〕、JALでんき、電化でナイト・セレクト、おひさま昼トクプラン、季時別電灯、時間帯別電灯、ピークシフト電灯、高負荷率型電灯プラン)
※離島等供給約款対象エリアを除きます。 - お申込み翌月から適用いたします。
【BBIQ×QTモバイルセット割】
- BBIQとQTモバイル「データ+通話」コースをご利用の場合、QTモバイルの月額料金を220円/月割引(2GBの場合110円/月割引)いたします。
- BBIQオフィスタイプ、マンションまるごとBBIQは対象外です。
- 本割引はBBIQとご契約者名義が同一かつログインIDが同一の場合、自動適用となりますが、ご家族名義(同一住所に限ります)の場合はお申込みが必要です。
- BBIQが利用休止中や移転手続き中の場合、またはご利用料金のお支払いが確認できなかった場合は、割引が停止となります。
- ※ユニバーサルサービス料として、ユニバーサルサービス支援機関が算定する金額をお支払いいただきます。ユニバーサルサービス料については「お知らせ」 でご確認ください。
- ※電話リレーサービス料として、電話リレーサービス支援機関が算定する金額をお支払いいただきます。電話リレーサービス料については「お知らせ」 でご確認ください。
- ※ご請求額は、税抜価格の合計に消費税相当額を加算し、1円未満を切り捨てます。そのため、個々の税込価格の合計とは異なる場合があります。
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月額料金がこんなに安いなら、どこでもインターネットが使えるLTE版のほうがいい気がしてきました!
まとめ
- 格安SIMを使えばLTE版のタブレットをおトクに利用できる
- タブレットならデータSIMでかまわないので月額料金をスマホよりも安くできる
タブレットを格安SIMで使うときの手順
タブレットを格安SIMで使おうとする場合、大きく分けると「MVNO(格安SIMのサービスを提供している事業者)からタブレット本体とSIMカードをセットで購入・契約する」「タブレット本体は自分で用意して、MVNOとSIMカードのみの契約をする」という2つのケースが考えられます。
続いてはそれぞれのケースについて、タブレットを格安SIMで使い始めるまでの手順を紹介していきましょう。
タブレット本体とSIMカードをセットで購入・契約する場合
タブレット本体とSIMカードをセットで購入・契約すると、「SIMカードとタブレット本体の対応可否」を調べなくて済むというメリットがあります。SIMカードには「回線タイプ」「サイズ」などにいくつかの種類があり、タブレット本体が正しく対応していないと利用できません。SIMカードとタブレットをセットで購入すれば、安心して利用できるというわけです。
- 1.購入する機種を決める
- 最初にMVNOが販売しているタブレットの中から使いたい機種を選びます。用途や持ち歩く頻度などをしっかり考えて選びましょう。QTモバイル の場合は、「販売中の端末」のページでチェックできます。
- 2.申込みをする
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欲しいタブレットを見つけたら、申込み手続きに進みます。申込み手続きでは、「回線タイプ」「SIMカードの種類」「オプション」「データ容量」などを順に選択していくのが通常です。MVNOによって異なりますが、サービス内容の選択の前後で購入するタブレット本体を選択します。事前に選んでおいた機種を選んでください。
また、多くの場合、サービス内容、機種を選んだあとに、個人情報の入力や支払い方法の選択、本人確認書類の送信などの手続きがあるので、必要な書類などを準備しておきましょう。
- 3.タブレット本体と
SIMカードが届く - 申込みが完了後、1週間~10日間ほどで、タブレット本体とSIMカードが手元に届きます。申込んだ内容と合っているかを確認してください。
- 4.SIMカードを
タブレットに装着する - タブレット本体にSIMカードを装着します。装着方法はタブレットの取扱説明書を確認すること。多くの場合、トレイを引き出してSIMカードを載せ、再度トレイを収納するという形式になっています。
- 5.通信接続の設定を行う
- 最後にタブレット本体の電源を入れて通信接続の設定(APN設定)を行います。設定方法はMVNOのWebサイトに掲載されている解説を確認しましょう。なお、QTモバイルで新規契約と同時に購入したタブレットでは、設定が完了している場合もあります。これで、格安SIMでタブレットを使用できるようになります。
タブレット本体は自分で用意してSIMカードのみの契約をする場合
家電量販店やネット通販、ケータイショップなどでLTE版のタブレットを購入し、格安SIMで使うこともできます。もちろん、すでに持っているLTE版のタブレットを格安SIMで使うことも可能です。
ただし、すべてのLTE版タブレットがすべてのMVNOで使用できるわけではない点には注意が必要です。必ずMVNOのWebサイトに掲載されている動作確認状況をチェックしてください。また、キャリアで購入したタブレットを格安SIMで使用する場合は、SIMロックの解除が必要になる場合があります。
- 1.動作確認状況
を確認する - 購入しようとしている、もしくは自分が持っているタブレットの本体が、契約しようとしているMVNOで動作確認が済んでいるかを確認しましょう。トラブルが起きる可能性が高いので、動作確認済とされていないタブレットは購入しないこと。QTモバイルの場合は「動作確認済の端末」のページでチェックすることができます。
- 2.SIMロック解除が
必要かを確認する -
すでに持っているタブレット本体を利用する場合は、SIMロック解除が必要かどうかを確認します。キャリアで購入したタブレットの場合、通常、SIMロックがかかっており、他社の通信回線を使うことができません。現在、利用しているキャリアとMVNOが利用している(借りている)通信回線が異なる場合には、基本的にSIMロックの解除が必要だと覚えておいてください。
QTモバイルでは、「端末のSIMロック解除は必要ですか?」のページで、利用する「回線タイプ」ごとにSIMロック解除の必要性の有無を紹介しています。チェックしておきましょう。
- 3.申込みをする
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動作確認状況を確認したうえでタブレット本体を購入したら(すでに持っているタブレットを使用する場合は、必要に応じてSIMロック解除)申込みを始めます。申込みのときに気を付けたいのが「回線タイプ」の選択。動作確認状況もSIMロック解除の必要性も、利用する「回線タイプ」によって異なります。自分のタブレットが使える「回線タイプ」を正しく選んでください。
また、SIMカードのサイズの選択にも注意が必要です。SIMカードには複数のサイズがあり、自分のタブレットで使用できるSIMカードのサイズと、申込んだSIMカードのサイズが異なると使用ができません。
- 4.SIMカードが届く
- 申込みが完了後、1週間~10日間ほどで、SIMカードが手元に届きます。申込んだ内容と合っているかを確認してください。
- 5.SIMカードを
タブレットに装着する - タブレット本体にSIMカードを装着します。装着方法はタブレットの取扱説明書を確認すること。多くの場合、トレイを引き出してSIMカードを載せ、再度トレイを収納するという形式になっています。
- 6.通信接続の設定を行う
- 最後にタブレット本体の電源を入れて通信接続の設定(APN設定)を行います。設定方法はMVNOのWebサイトに掲載されている解説を確認しましょう。なお、QTモバイルで新規契約と同時に購入したタブレットでは、設定が完了している場合もあります。これで、格安SIMでタブレットを使用できるようになります。
- ※本ページに記載されている情報は、2024年4月1日時点のものです。サービス提供を行う各社により、予告なく変更されている場合がございます。あらかじめご了承ください。
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